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バーデン=ヴュルテンベルク州

Baden-Württemberg

baden-wuertembergバーデン・ヴュルテンベルク州

自然では,南のスイス国境地域に広がるドイツ最大の湖ボーデンゼー(Bodensee)と,州の西半分を占める黒い森(Schwarzwald)が有名ですが,メルセデス・ベンツのシュトゥットガルト周辺またはドイツ最古の大学と古城で知られるハイデルベルクを第一に挙げる人もいるかも知れません。

もともとバーデン地方(バーデン王国)とシュヴァーベン地方(ヴュルテンベルク王国)に分かれていた地方で,戦後も北部のアメリカ占領地域,南部のフランス占領地域に分断されていましたが,1951年の住民投票によってひとつの州になりました。方言も強く,シュヴァーベン地方の言葉とでも言ようものなら,「ここはバーデン地方ですよ」と抗議されるほど似て非なるものの静かな対立があるようです。
いずれにしても方言は強く,バーデン・ヴュルテンベルク州はそこを逆手に取って,"Wir können alles. Außer Hochdeutsch."(私たちは,標準語以外なら,何でも出来ます)を州のPR用語にしています。

カールスルーエからフライブルクまでは,ライン川沿いのワイン畑が数百キロ続く,日本人にも馴染みの深い風光明媚な「黒い森」地方になります。鳩時計(ドイツではカッコウ時計)も黒い森が発祥の地,またドナウ川も黒い森の水源から始まります。
因みに,大学都市フライブルクはドイツ人の住みたい町の人気投票でトップの座を保っています。
そして,2011年,ドイツ初の緑の党のクレッチュマン州首相を誕生させたのもバーデン・ヴュルテンベルク州です。

人口: 1千万人
州都: Stuttgart(シュトゥットガルト)

>>> バーデン・ヴュルテンベルク州の公式サイト
>>> バーデン・ヴュルテンベルク州観光局の公式サイト


南西ドイツ(黒い森地方)

 

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高山と谷間が南北に走る森,そしてワイン畑


会に集まるトレンディーな高級レストランを別にすると,おそらくドイツで最も優秀なシェフの芸術技を味わえる地域です。
懐も豊かで,グルメを自称する方は,高山街道(Schwarzwald-Hochstrasse)沿いのバイアーズブロン(Baiersbronn)周辺で美味,そしてフライブルク西端のフランス国境に広がるブルゴーニュワインのメッカ,カイザーシュトゥール(Kaiserstuhl)を訪れると,バーデン地方の醍醐味を味わえることは保証します。

Bauernfrhstck wh400ライン河を境に西はフランス,南はスイスとの国境地域が南西ドイツ。
シュヴァルツヴァルト(黒い森)とバーデン・ワインで良く知られた地域です。

お隣りのアルザス地方の名物料理とされるシュークルートとドイツのザウアークラウトは,共に同じ酢キャベツ。
両国とも自分の国の料理として看板を掲げていますが,バラエティーさの点で個人的にはアルザスに軍配を上げたい感じです。

 

 

バーデン地方の典型的な庶民料理

 

frankfurter pellekartoffeln
マウルタッシェン Maultaschen

イタリアンのラヴィオリのように,ひとつづつ包むも良し,長い布に巻くようにした後に適当なサイズに切るのも良し,中身もいろいろなので,シュトゥットガルト以南の地方に行ったらぜひ。
最近ではドイツ全土の料理屋やスーパーでも出来合いのマウルタッシェンは提供されていますが,本場,シュヴァーベン地方やバーデン地方の料理人の手作りによるマウルタッシェンとの違いは歴然としています。
frankfurter rippchen
シュペッツレ Spätzle

パスタの種のように,小麦粉,鶏卵,ぬるま湯で捏ねるのですが,普通の麺との違いは柔らかさ。
まな板にどろどろの柔らかい状態でのせた種を包丁で1本1本素早く湯の中に入れて,さっと湯がきます。
でも一番の利点は安いこと。特にポピュラーなケーゼシュペッツレ(チーズ和えのシュペッツレ)などは,黒い森のドライブやハイキングの昼食にもってこい。